ピュア スリム・スーパーロング・ベリーメンソールフィルター(PURE SLIM BERRYMENTHOL)【フィルターの感想】
【商品について】
豊富な種類の手巻きタバコ用フィルターを取り揃えているピュアより、変わり種のアイテムが2017年に登場しました。
基本的にフィルターは、長さ・太さ・素材・チャコール(活性炭)やメンソールの有無・メンソールであれば清涼感の強弱くらいしか選択肢はありませんが、今回のものは商品名どおり、初めからフレーバーが付いているという代物です。
フレーバー付きの巻紙ではマントラ(mantra)やスカンク(Skunk)シリーズ等が有名ですが、メーカー曰くフィルターでは世界初だそうです。
他にも、バニラフレーバーの「スーパーロング・バニラ・フィルター(SUPER LONG VANILLA FILTER)」、そして、フレーバーものでは無いようですが吸口がハート型になっている「エクストリームロング・ハートフィルター(EXTREME LONG HEART FILTER)」も同時発売されたそうです。
今回は、物珍しさも含めてベリーメンソールを購入しました。
太さ(直径)は6mmなので、スリムサイズに属します。
“スーパーロング”と謳っているだけあって幅が25mmと長めなので、18mmのフィルターとの比較した画像を配置してみました。
長いフィルターの長所は、シャグの節約になることと根本までしっかり楽しめるところでしょうか。
見た目はただのフィルターですが、やはり袋に鼻を近づけたりフィルターを口にくわえると確かにベリー系の香りを感じます。
とはいえ、私の味覚ではブルーベリーやグレープ味のラムネ菓子やタブレット菓子(フリスク等の錠菓)を思わせるので、それほど高級感はありません。
【喫味】
端的に書けば正に香り通りで、それこそグレープ味のラムネやタブレット菓子を口に含みながらタバコを吸っているような感じです。
極度な甘ったるさやくどさはありませんが、フレーバーの強さは程々あるのでシャグによってはフレーバーと喫味が合わないこともあるでしょう。
私は今のところ、万人受けするような落ち着いた喫味のシャグでしか試していませんが、恐らく黒タバコやスワレ系等の個性の強いシャグだと逆に相性は悪いかもしれません。
また、清涼感もメンソールフィルターの中でも強い方だと思います。
【最後に…】
良くも悪くも予想どおりで、全体的には子どもっぽいフレーバーですが個人的には嫌いなフレーバーではありません。
また、フレーバー系のシャグの多くは副流煙の香りが強い(甘い)ので、場合によっては自ずと吸う場所が限られてしまいます(※喫煙マナーの問題ではなく)。
しかし、あくまでフレーバーが気に入ればという前提ですが、フィルターに付いている分にはその手の心配はしなくていいという点では、良いところだと思いました。
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tag : フィルターの感想 PURE_SLIM_BERRYMENTHOL PURE ピュア・スリム・ベリーメンソール ピュア スリムサイズ
OCB ナチュラルバリューパック(NATURAL VALUE PACK)【フィルターの感想】
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OCB ナチュラルバリューパック サイズ:長さ15mm × 直径6mm 個数:120個 価格:400円+税(※販売店によって変動あり) 単価:約3.33円(※巻紙代100円を引けば@2.5円) 原産国:スペイン |
【商品について】
巻紙やフィルター、巻き器など手巻きタバコ周辺アクセサリーの定番ブランドであるOCB(オーシービー)より、スリムサイズの無漂白フィルターです。
この商品は、同じく無漂白・無農薬の極薄オーガニックヘンプペーパー(長さ69mm、50枚入り)がセットになっているのが特徴です。
巻紙の方は100円+消費税で単体でも発売していますが、私が調べた限りではフィルターのみの販売はしていないようです。
早速両方を使ってみました。
このページで紹介しているスモーキング・スリム・ブラウンフィルター(Smoking SLIM BROWN FILTER)同様、外側はコルクのようにも見えます。
【喫味】
スモーキング方は普通のフィルターよりもシャグの味や吸いごたえが濃く、さながらフィルターチップを使用した時の喫味でしたが、これに関しては反対に吸いごたえもタバコの風味もかなりまろやかになりました。何だか、チャコールフィルター(活性炭)で吸っているような気になります。
特にフレーバー系のシャグは、通常のフィルターよりも体感的に2〜3割ほど控えめな状態で口に入ってきます。
その反面、シャグの酸味やスパイシーさが通常のフィルターよりも強めに入ってきました。
当初はシャグの乾燥気味だったからかと思いましたがそういうわけでもなく、元々の喫味がまろやかなシャグでも普段より辛いと感じました。
本来のタバコの味がを引き出しているとも解釈できますが、このあたりは好みが分かれそうです。
【巻紙について】
このページではフィルターの感想のみを書くので詳しい感想は書きませんが、単純に良質な巻紙です。
【最後に…】
個人的には辛さが気になりますが、吸いごたえやフレーバーが強いと思ったシャグを楽しむ時に、或いは巻紙も含めて無添加・無漂白で揃えたいという人に重宝するでしょう。
また、質の良い薄紙付きで400円(+税)という価格は決して高くないので、コストパフォーマンスという点でも損は無いと思います。
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![]() メール便対応【OCB】手巻きタバコ用 巻紙&フィルター オーガニック シングル 69mm 50枚入... |
tag : フィルターの感想 OCB_NATURAL_VALUE_PACK OCB OCB・ナチュラルバリューパック オーシービー 無添加 無漂白 スリムサイズ
スモーキング・スリム・ブラウンフィルター(Smoking SLIM BROWN FILTER)【フィルターの感想】
【商品について】
巻紙やフィルター、巻き器など、手巻きタバコ周辺アイテムの定番ブランドであるスモーキング(Smoking)より、スリムサイズの無添加・無漂白フィルターです。シャグや巻紙では無添加・無漂白のものは多数出回っていますが、私が知る限りでは他に無いフィルターでしょう。
パッケージの裏には英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語で商品説明が書かれています。
Google翻訳にかけてみたところ、相変わらず文章として成立しない訳文が表示されました、おおまかには「塩素フリー」「環境に配慮している」「捨てても土に帰る」というようなことが書かれています。
そもそもフィルターの選択肢はプレーンかメンソールで、あとは長さや直径の違いくらいしかありません。無添加・無漂白がシャグの風味にどのような影響が出るのか未知数です。
これがフィルターの拡大画像です。こうして見ると、コルクのようにも見えます。
また、ブラウンと言っても色は薄めです。
そしてこれが巻いてみた画像です。
【喫味】
普通のフィルターよりもシャグの味や吸いごたえが濃く、シャグによっては本来の辛みや酸味が強めに感じました。
吸っている内に気づいたのですが、要するにフィルター無しの状態、つまり両切りかフィルターチップを使用した時の喫味にかなり近いです。
といってもやはりフィルターなので、フィルターを使わないものより入ってくる煙は柔らかいですが、それでもフィルター無しの状態にかなり寄っているという印象です。考え方によっては、より機能性の高いフィルターチップというとも言えるでしょう。
軽めのシャグであれば更に濃い味を楽しめると思いますが、元々が強めだったりスパイシーなシャグだと注意が必要かもしれません。
【最後に…】
シャグ本来の風味をより満喫したいという人には向いていると思いますが、どちらかというと両切り派、若しくはフィルターチップ派向けのフィルターだと思います。
とはいえ、両切りやフィルターチップに興味がある人が、前段階としてこれを試すというのも悪くは無いでしょう。
私の場合は、フレーバーシャグをより濃く楽しみたいと思った時に重宝しそうです。
![]() 【Smoking】スモーキング スリムフィルター 手巻きタバコ用 フィルター ブラウン 無添加 ... |
tag : フィルターの感想 Smoking_SLIM_BROWNFILTER Smoking スモーキング・ブラウンフィルター スモーキング 無添加 無漂白 スリムサイズ
グリンゴー・フィルターチップ(Greengo Filtertips)【フィルターの感想】
【フィルターチップとは】
以前からフィルターチップというものが気になっていたので、購入しました。
フィルターという名前のとおり吸い口に装着するものですが、端的に言えばただの厚紙なのでいわゆる一般的なフィルターとしての機能はありません。基本的には、フィルターを通さずにタバコ本来の味を楽しみたい時に使用します。
だったらそのまま両切りタバコとして楽しんでもいいのですが、両切りは何かと不便です。
吸い方次第では葉のカスが口に入ったり、吸っているうちに唾液で吸い口が弱くなって吸いづらくなったり、火種の熱で根元部分の葉を楽しめないといったデメリットがあります。
そのため、フィルター付きタバコの感覚で両切りタバコを楽しめるという商品です。
【商品について】
商品説明によると漂白加工していない自然色のペーパーで、適度な強度を持つ絶妙の厚みと再利用されたボール紙より製造されているとのことです。無漂白にこだわるところはグリーンゴらしいとも言えます。
これが広げてみた画像です。少しの力で、綴じてある部分からきれいに離すことができます。
知らない人には、洒落た付せん紙にしか見えないのではないでしょうか。
これが巻いた画像です。
なにぶん初めてなので、とりあえずチップはなるべくきつめに巻いてみました。しかし、所詮は厚紙なので手を離すとゆるんでしまうため、小さく切ったセロテープで補強してみました。
紙自体の厚さやコシは、説明どおり少し薄手のボール紙程度に思えました。当たり前ですが、少しの力で破けるということはありません。
【喫味】
両切りでタバコを楽しむには、確かに機能的です。
葉が口に入ることも無ければ吸い口が弱くなることもなく、火種が近づいても熱くて持っていられないということも無いので根元まで快適に楽しめます。
当然ながら、フィルターを使うより喫味も吸いごたえも濃厚です。私はあまりに強いシャグは苦手なので、少し風味の落ちたフレーバーシャグやメンソールシャグを楽しむ時に重宝しそうです。
また、無漂白ということもあると思いますがチップの味は感じません。
なお、購入したショップの店員さんに別のバリエーションとして、途中まで蛇腹に折って残りで蛇腹部分を包む巻き方を教えてもらったのでついでに試してみました。
(※画像をクリックすれば拡大します)
かなり不格好ですが、確かに円柱のものより煙が分散して口に入ってくるので心なしかいくぶんまろやかに感じました。劇的に変わった感じはしなかったので好みの問題ですが、こっちの方が長持ちした印象を持ちました。
このように、直径のサイズや形状を自分の加減で決められるというところは単純に面白いと思いました。
【最後に…】
メインにしたくなるほど気に入ったわけではないのですが、なかなか悪くないと思いました。どれだけ時間がかかるかは分かりませんが、遊び感覚も含めて持て余すことなく最後まで使い切れそうです。
とはいえ、あくまでフィルターとして考えると、無漂白ということを差し引いても一枚あたりの単価は決して安くはありません。他メーカーでもフィルターチップは出していますが、もっと安いものもたくさんあります。
また、手巻きタバコに関する掲示板や他のブログをチェックすると、100円ショップや文房具店で売っている付せん紙を使用している人もけっこういるようなので、フィルターチップでも付せん紙でも大きく喫味が変わることは無いのでしょう。
コスト面を考えれば付せん紙の方が断然安いのでそういう選択肢があっても良いと思いますが、フィルターチップという一つの喫煙具として流通している以上は、気分の問題も含めてちゃんとしたものを使う方がより楽しめるのではないかと思います。
tag : フィルターの感想 Greengo_Filterchips Greengo グリンゴー・フィルターチップ グリンゴー フィルターチップ 無漂白