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小粋 出水刻(こいき いずみきざみ)【煙管の感想】

小粋_出水刻 小粋 koiki_izumikizami koiki 煙管 キセル 刻みタバコ
小粋 出水刻
原産国:鹿児島県出水市
内容量:10g
価格:380円
グラム単価:3.8円



【商品について】
 このページでは限定品刻みタバコの「小粋・松川刻」を紹介しましたが、今回は同じシリーズの出水(いずみ)刻です。
 鹿児島県産の出水葉だけを使用した限定品で、軽い抹香のような香りをともなう独特の甘い香り立ちが特徴だそうです。
 また、職人の手作業による製法である他、葉の生産量に限りがあるため販売数が限定されているため、ある意味貴重な葉です。
 そのため既に生産は終了していますが、タバコ専門店によっては現在でも入手は可能です。

 因みに同じシリーズでは、他に栃木県那須郡産の銘葉「達磨葉」だけを使用した『達磨刻』もあります。


【葉について】
 外側のパッケージは純和風ですが中身は現代風で、葉はアルミ製の袋に密閉されています。チャックが付いているので保存も容易です。


小粋_出水刻 小粋 koiki_izumikizami koiki 煙管 キセル 刻みタバコ


 煙管の葉なので刻み幅は髪の毛のように繊細で、触るとかなりふわふわしています。シャグでもここまで繊細なものはそうそう無いので、新鮮に感じます。



【喫味】
 説明どおり、かなりお香の香りが強いです。
 お香といっても東南アジア系の雑貨店や古着屋のような種類ではなく、それこそ神社仏閣に似つかわしい香りで、どちらかというと線香にかなり近いと感じました。
 因みに、刻みタバコではないですがこのページで紹介しているキース・ジャパンクラシック(KEIRH JAPAN CLASSIC)もかなり線香に近い香りでしたが、この出水刻みはより和風というか、前者よりも高級な線香を思わせました。

 また、説明には抹茶の香りとありましたが、私の味覚では抹茶というよりは緑茶寄りに思いました。 

 なお、刻みタバコだけあって吸いごたえはかなり強いです。当たり前といえば当たり前かもしれませんが、ノドに感じる煙はシャグや紙巻きタバコと異なるので、強く吸い込むと咳き込みかねません。感覚としては、シガリロを肺喫煙したときのような独特なノド越しです。


【最後に…】
 私の場合は松川刻の方が好みでしたが、純粋に良い刻みタバコだと思いました。
 とはいえ全体的な喫味は渋めなので、もう少し年を重ねたらより美味いと感じるのではないかもしれません。
 そのまま吸っても楽しめますが、既存のシャグに隠し味として少量混ぜるのも面白そうです。




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小粋(こいき)【煙管〈きせる〉の感想】

小粋 こいき キセル 煙管 刻みタバコ koiki
小粋 (こいき)
原産国:日本
内容量:10g
価格:380円
グラム単価:3.8円



【商品について】
 このページで刻みタバコの小粋・松川刻(こいき・まつかわきざみ)を紹介しましたが、今回は定番中の定番刻みタバコの方の小粋(こいき)です。

 2015年3月現在で恒常的に製造・販売している刻みタバコの銘柄は、他にアメリカンブレンド仕様の「宝船」と黒タバコベースの「黒船」ですが、どちらもベルギー産なのでこれが唯一の国産品です。

 周知のとおり江戸時代から明治にかけてのタバコは煙管で吸う刻みタバコのことで、歌舞伎や落語でも頻繁に登場しますが、紙巻きタバコの普及により次第に縮小し、1979年(昭和54年)に一つだけ残っていた「ききょう」という銘柄が廃止となったことで国産品は市場から消えたそうです。
 しかし、元来の煙管愛好家はもちろんのこと、日本独自である煙管の文化そのものを残したいという声が多かったこと、そして歌舞伎役者からも「煙管に詰める」演技をリアルに追求すべく国産の刻みタバコの復活を要んでいたことから、6年後の1985年(昭和60年)に小粋が登場したそうです。 

 商品説明によると、「精選した良質な日本古来の銘葉(在来種)が主原料。葉たばこの生地の香味特性を活かしながら熟成した芳醇な香りとしっとりしたうま味、煙のふくらみのある細刻みタバコ」とのことです。


【葉について】


小粋 こいき キセル 煙管 刻みタバコ koiki


 「細刻みタバコ」と呼ばれているだけあって、刻み幅は本当に髪の毛のように繊細です。
 というか、一本一本がかなり長いので見方によっては何だか人形の髪とか藁に見えてしまいます。
 一度そう思ってしまうとあまりいい気持ちはしませんが、シャグに慣れているので見た目の時点で新鮮に思えます。

 また、私の感覚では手触りは「サクサク」しているように感じました。
 丸めるとふっくら弾力ある感触に仕上げる技は日本独自のものだそうで、これも日本の職人の技術力なのでしょう。


【喫味】
 私の味覚では少しスパイシーな喫味も感じましたがやはりシャグや紙巻きタバコには無い風味で、商品説明どおり自然で芳醇な香りが口の中を通ります。
 全体的にはビター系に思えましたが、苦いというよりはやはり“渋み”のような風味が口に広がりました。
 松川刻は和風のお香を吸っている感じがしましたが、こちらは何だか昔ながらのお茶を嗜んでいるような気になりました。これもまたシャグとは異なる趣で悪くありません。

 また、松川刻の吸いごたえははけっこう強めに感じましたが、こちらはそれほど強くないので吸いやすいです。
 試しに煙管ではなく巻いた状態でも吸ってみましたが、私の場合は巻いたほうがかなりしっくりきました。
 このあたりは好みですが、煙管では少し物足りないという時に重宝するかもしれません。 


【最後に…】
 シャグと比べてしまうとグラム単価がかなり割高なので私の場合は頻繁に買うことはありませんが、元々煙管の雁首に入る葉の量は少量であることと、たまの気分転換の選択肢としてはありだと思いました。




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小粋 松川刻(こいき まつかわきざみ)【煙管の感想】

小粋_松川刻 小粋 キセル 煙管 Koiki_Matsukawa Kiseru Japanese_Pipe
小粋 松川刻
原産国:福島県石川郡
土壌:花岡岩土壌
内容量:10g
価格:380円
グラム単価:3.8円



【商品について】
 このページでは喫煙具としての煙管(キセル)を紹介しましたが、その時は煙管のみを購入したので今回はちゃんとした煙管の葉の感想です。

 現在国内で入手できる煙管用の葉は、唯一の国産品である定番の『小粋』、ベルギー産のアメリカンブレンド『宝船』、同じくベルギー産黒タバコの『黒船』の3種類ですが、今回は購入した店主の勧めで小粋シリーズの『松川刻』を選びました。
 福島県石川郡で収穫された松川葉(単葉)を使用したもので、小粋のブレンド葉のうちのひとつ(ブレンドのベース葉)で、生産量が非常に少ないという国産在来種です。限定品なので、よほど多くのリクエストが無い限りはそのまま販売終了という、ある意味貴重な葉です。
 喫味はおだやかで上品な香り立ちとのことなので、初心者向けかもと思い選びました。

 因みに同じシリーズで、栃木県那須郡産の銘葉「達磨葉」だけを使用した『達磨刻』と、鹿児島県産の出水葉だけを使用した『出水刻』もあります。


【葉について】
 外側のパッケージは純和風ですが中身は現代風で、葉はアルミ製の袋に密閉されています。チャックが付いているので保存も容易です。


小粋_松川刻 小粋 キセル 煙管 Koiki_Matsukawa Kiseru Japanese_Pipe


 煙管の葉なので刻み幅は髪の毛のように繊細で、触るとかなりふわふわしています。シャグでもここまで繊細なものはそうそう無いので、新鮮に感じます。


小粋_松川刻 小粋 キセル 煙管 Koiki_Matsukawa Kiseru Japanese_Pipe


【喫味】
 煙管自体が初めてなので的外れかもしれませんが、端的に言えばとても素朴な喫味です。
 シャグや紙巻きタバコには無い風味で、上等な土のような草のような、自然で芳醇な香りが口の中を通ります。
 全体的にはビターテイストに思えましたが、苦味というよりは“渋み”のような風味が口に広がります。何だか和風のお香を吸っている感じがしました。

 試しに手巻きとしても吸ってみましたが、個人的には巻きタバコに慣れていることもあってかこちらの方がより風味がわかりやすかったです。煙管の葉は巻きタバコとして吸うにはかなり強いと聞いていましたが、これに関しては軽めらしいので違和感なく楽しめました。
 心なしか、バージニア葉とは違う仄かな甘さをより感じました。
 しかし、煙管で吸っても巻きタバコとして吸っても最初の一口は強かったので、強めに吸うと咳き込みかねません。


【最後に…】
 初めての煙管でしたが、これはこれでなかなか気に入りました。
 グラム単価で考えるとかなり割高なので頻繁に買うかは悩みどころですが、元々煙管の雁首に入る葉の量は少量なので、すぐに消費してしまうことは無いでしょう。
 また、オリジナルの小粋にも俄然興味が湧いてきたので2つをブレンドしたり、既存のシャグとに隠し味として少量混ぜるのも面白そうです。

 ところで、恥ずかしながら購入してから知ったことなのですが、この商品は2012年の11月に発売されたものなので中身の葉は2年近く経過したことになります。
 しかしながら、私が試した限りでは2年経過しても葉の品質が落ちているとは思えなかったので、現在流通しているものでもじゅうぶん楽しめるでしょう。
 限定品なのでお店によっては既に欠品になっているかもしれませんが、現在でも取り扱っているところはあるので私の場合は市場から消える前に最低でも1パウチは買っておきたいと思いました。




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手巻きタバコのブログ。シャグ・巻紙・フィルターの感想と費用がメイン。たまに紙巻きタバコ、シガリロ、煙管、加熱式タバコ、電子タバコの感想、雑記も。

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