エヴァ・チェリー・スリム(Slims eva cherry)【紙巻きタバコのカスタマイズ】
【商品について】
エヴァシリーズはブルガリアのタバコで、パッケージデザイン・タバコの形状・フレーバーを鑑みると、明らかに若い女性をターゲットしたタバコでしょう。
マイナーな銘柄なので、基本的にはタバコ専門店でしか見かけませんが、ローズフレーバーのエヴァ・ローズスリム(Slims eva Rose)は前から日本でも売っていたようです。
しかし2015年の11月にチェリースリム(cherry)、ストロベリースリム(eva strawberry)、アップルスリム(eva apple)が新たに発売されました。
パイプ葉やシガリロ(リトルシガー)ではチェリーは定番のフレーバーなので選択肢は多く、シャグでもチョイス・ダブルチェリー(CHOICE DOUBLE CHERRY)、ドミンゴ・チェリー(DOMINGO CHERRY)、ハーベスト・チェリー(HARVEST CHERRY)がありますが、紙巻きタバコでチェリーというのは珍しかったので購入してみました。
検索してみたところ、だいぶ前に輸入停止になったらしいオーラホノカ(AURA HONOKA)という紙巻きタバコがチェリーフレーバーのようなので、2016年1月時点では紙巻きで唯一のフレーバーだと思われます。
因みに、マリリン・モンローをあしらったマリリン(Merilyn)という、これまたタバコ専門店でしか見かけない紙巻きタバコもブルガリア産です。
【(1) 紙巻きタバコとしての喫味】
フレーバーは上品でくどくなく、系統はシャグでいうとドミンゴ・チェリーに近く、甘酸っぱさや瑞瑞しさが強調されています。食品で言うとガムやソフトドリンクに添加されているような感じで、吸いごたえもそれほど強くないので単純に吸いやすいタバコでした。
しかし、フレーバー自体は悪くないのですが香水のようなくささが少し口に残るのが個人的にはちょっともったいないかなと思いました。
【(2) 加湿後の喫味】
今回は10本分を分解しました。
フィルターと葉の両方フレーバーが添加されているため、加湿したことに加えプレーンのフィルターを使うことでフレーバーはさらに上品になりましたが、それでもフレーバーはしっかり堪能できます。
また、加湿したことによってタバコ自体の甘さも際立ち、喫味がよりまとまった気がしました。
しかしながら、加湿しても香水くささは多少残りました。
【最後に…】
パッケージデザイン等を考えると少し買いづらいのですが、個人的には好きなフレーバーなので悪くはないタバコでした。
そのまま吸っても私の場合はじゅうぶん愉しめそうですが、むしろ分解して加湿した方を別のシャグと混ぜるためのものとして重用できそうです。
シャグだとどうしても容量が多くなってしまうので、少量故に気軽で入手できる隠し味用のアイテムと考えればいずれ買ってもいいと
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キャプテンアーク・ワインベリー(CAPTAIN ARK WINEBERRY)【紙巻きタバコのカスタマイズ】
【商品について】
キャプテンアーク(CAPTAIN ARK)は、ウルグアイ産のフレーバータバコでおなじみのアークロイヤル(ARK ROYAL)の姉妹品です。2014年7月現在のラインナップは、今回のワインベリー、チョコミント、バナナの3種類です。
パイプ葉ではワイン風味のものを見かけたことはありますが、私が知る限りでは紙巻きタバコや手巻きでワインを謳っているものは無いので物珍しさでで買ってみました
【タバコの香り】
フレーバータバコだけあって開封前からほのかに甘い香りが漂っているのですが、遠くから嗅ぐとベリーの方が強いです。
しかしながら、直接パッケージに鼻を付けて嗅ぐと何故か梅のような香りを感じます。
【加湿前の喫味】
まずはそのまま吸ってみました。
フィルターにも甘味料が添加してあるようで、くわえて唇を舐めると甘さを感じます。私の味覚だとワインというよりはイチゴというかブルーベリーのような味に思えました。
喫味は、良い意味で爽やかな酸味とほのかなフレーバーが混ざって良い感じです。
吸いごたえも記載されているタール・ニコチンの数値以上に軽く感じるので非常に吸いやすいです。
吸っている内に覚えのある喫味だと思ったのですが、このページで紹介しているホープ・サワーレッド 8(HOPE SOUR-RED 8)にフレーバーが加わったような味に感じました。
ともあれ、フレーバーの性質もありますが女性受けしそうな喫味です。
【単純に巻き直しただけの喫味】
これがバラした画像です。
バラしているときも甘い香りは漂うのですが、やはり近くで嗅ぐと梅の香りがします。
また、心なしか他の一般的な紙巻きタバコより葉が多く詰まっているような気がします。
まずは加湿せずに巻紙を変えて試してみましたが、紙を代えただけでだいぶ良くなりました。
特にフレーバーがわかりやすくなるので、そのままでは少し物足りないと思った時に最適です。
また、フィルターをメンソールにするとフレーバーが更に引き立ちました。このあたりは好みですが、やはり酸味のあるフルーツとメンソールの相性はかなり良いです。
他にもいくつかの巻紙で試しましたが、巻紙は漂白済みのスローバーニング、フィルターはメンソールのスリムサイズが個人的にはベストでした。
【加湿後の喫味】
加湿する時間にもよりますが、良く言えばフレーバーが引き締まって良い意味でさっぱりとした風味を楽しめます。
しかしながら、過度に加湿してしまうとやはりフレーバーが幾分飛んだような気がします。
好みに応じて加湿する時間を調整した方が良いかもしれません。
【最後に…】
今回のカスタマイズに関しては、個人的な好みでは加湿せずにバラしただけの方が楽しめました。
ともあれ、単純にこのタバコ自体が気に入ったのでカスタマイズは別としてもいずれリピートすると思いますし、他のフレーバーも試したいと思いました。やはり10本入りであることとその分価格が半額というのは魅力的です。
アークロイヤルシリーズは手巻きタバコに手を出す前から時折買っていたのですが、改めて質が良いフレーバータバコだと思いました。
tag : 紙巻きタバコのカスタマイズ キャプテンアーク・ワインベリー CAPTAINARK_WINEBERRY キャプテンアーク CAPTAINARK フレーバータバコ
ボヘーム・シガー・モヒート(BOHEM CIGAR mojito)【紙巻きタバコのカスタマイズ】
知りたいことは主にシャグや巻紙の感想・新商品の情報・上手な巻き方・シャグの保存方法あたりで、初心者ゆえに参考になるものも多いので重宝していますが、同時に「紙巻きタバコのカスタマイズ」に関する情報もよく見かけます。
要するに、既製品のタバコを分解して自分なりのタバコに作り直すということです。
私が見た限りで共通する大まかな目的は、「更に美味しくする方法」と「タバコ代の節約」が多いようです。
前者の方法で多いのは「葉っぱを加湿する」「リキュールや蒸留酒、香料等を葉っぱに添加する」「手巻きタバコ用の良質な巻紙で巻き直す」「シャグとブレンドする」「紅茶やハーブティーの茶葉、コーヒーの粉を混ぜる」「上手なコニカル巻き(吸い口を細くして円錐状に巻く形状)の方法」「シャグとフィルターの間に付箋をかましてシャグを最後まで上手に吸う方法」といったあたりで、こういったアレンジ方法を知る度に多種多様な楽しみ方もあるものだと感心してしまいます。
後者に関しては、「1本あたりの葉っぱの量を少なくして本数を増やす」ことが目的です。
既製品の1本あたりの葉っぱの量は1gらしいのですが、少なくともローラーやローリングマシンではそこまで詰められません。恐らく機械でギチギチに詰めているのでしょう。
フィルターの直径や巻紙の長さによって差はありますが、一般的に手巻きタバコで詰められる1本あたりのシャグの量は0.4〜0.6gくらいです。
単純に、一度分解して巻き直せば2倍近いタバコが作れることになるので、こうした工夫で日々のタバコ代を節約する人も多いようです。
そこで私も気まぐれに、「既製品のカスタマイズ」を試してみました。
これはタバコ専門店でしか見かけない輸入タバコで、ラムベースにライムやミント葉を入れたキューバの人気カクテル・モヒートのフレーバーが添加されています。
しかも商品名に「CIGAR」とあるように、刻まれた葉巻も何パーセントが入っているようです。
手巻きタバコを始めてから既製品は殆ど吸わなくなりましたが、これに関しては前々から気になっていたのでカスタマイズも兼ねて購入しました。
さて、まずは分解です。
フィルターは7本写っていますが、葉っぱの量も確か7本分だと思います。
それにしても、シャグに慣れてしまったため葉っぱの刻み幅がものすごく粗く感じます。
葉っぱというよりはおがくずのように思えてしまいます。
そして、巻くにあたって組み合わせを考えたところ、以下の画像ようになりました。
- そのまま
- 単純に手巻きタバコ用の巻紙で巻き直したもの
- モヒートのフィルター+シャグ(※マックバレン・アメリカンブレンド)
- 手巻きタバコ用のプレーンフィルター+モヒートの葉
- 手巻きタバコ用のメンソールフィルター+モヒートの葉
また、【2】〜【5】で使用した巻紙は全てジグザグ・クラシックオレンジです。
一通り吸ってみたところ、感想は以下のとおりです。
【1】
吸った瞬間、モヒートの香りが程良く入ってきます。
メンソールでミントを再現していると思うのですが、モヒートも含めて具合も強すぎず弱すぎずといったところです。
ニコチン・タールも軽いので、とても吸いやすいです。
また、残り香も普通のタバコと同じなので、公共の場でも普通に吸えます。
しかもこれで400円という価格もなかなか嬉しいです。
手巻き煙草に手を出していなかったら、これを常喫していたかもと思えるくらい気に入りました。
【2】
劇的に変わったわけではないですが、スローバーニングの巻紙で巻いた方が美味いと感じました。
紙の味がしない分、モヒート具合が【1】よりも入ってきます。
尤も、手巻き煙草の構造上1枚の巻紙で葉っぱとフィルターをくるむので、どうしてもフィルターの空気穴が塞がれてしまうということもあると思いますが、なかなか良い感じです。
個人的にはSmokingのような、漂白済のライスペーパーとの相性が更にマッチすると思います。
【3】
当然ながら、【1】【2】よりはモヒートの香りは弱いです。
シャグそのものの喫味と、フィルターに添加されているモヒートの香りの組み合わせをどう感じるかによりますが、個人的にはマックバレンとの相性はさほど悪くないといった印象です。
ことボヘーム・シガー・モヒートに関しては、合うシャグとそうでないものの組み合わせでかなり左右されそうです。
恐らく、柑橘類系のフレーバーシャグと組み合われば更に爽快感が増すかもしれません。
【4】
葉っぱだけでもじゅうぶんモヒートの香りが漂うのですが、やはり単純にフィルターが無い分だけ香りもメンソールも弱くなりました。
【5】
単純に“メンソールだけが強い【4】”でした。
【順位】
私の好みでは【2】>【1】>【3】>【4】≠【5】という感じです。
結局のところ、既存の組み合わせがベストということになりました。
【最後に…】
初めてカスタマイズしてみましたが、遊びとしてはなかなか面白いです。
楽しみ方の選択肢が増えたことに気づいたので、またやってみようと思います。
因みにこれを買った後で「ボヘーム・シガー・モヒートダブル」というカプセル入りの姉妹品もあることを知りました。
カスタマイズ云々は別としても、いずれ試してみたいと思います。
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